30代からの未経験の転職~その可能性とポイントについて

30代からの未経験の転職~その可能性とポイントについて

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2018.07.23

30代未経験の転職事情

「30代からの転職」と聞いたとき、多くの人はそこに少しの不安を感じるのではないでしょうか。「35を越えたら転職は難しい」という言葉を耳にすることも多いため、どうしても二の足を踏んでしまいがちです。特に、「心機一転して、未経験の職場に行きたい」と考える人の場合は不安も強いでしょう。

実際、年齢を重ねれば重ねるほど、「未経験の職種を選ぶこと」に対して臆病になる傾向は統計としても出ています。あるデータによれば、20代の場合は56パーセントが「今までの職種とは異なる仕事に就きたい」と考えているのに対して、30代ではこの割合が42パーセント、40代では30パーセント、50代では32パーセントとなっています。

ただ、30代までは、「今とは違う職種に就きたい」と考える層が、「今までと同じ職種に就きたい」と考えている層を上回っています(30代の場合、「今までと同じ職種に就きたい」としているのは24パーセント)。このため、ある意味では、「新しい職種に挑戦できやすい最後の年代」ということもできるでしょう。

もちろんいくつになっても新しい挑戦はできますが、それでも、家族のことやこれからのこと、自分の経歴や年齢を考えれば、30代までの方が「新しい環境」に飛び込みやすいといえます。

「これからの人生を、新しい仕事に就いて送りたい」

「子どもの頃に夢を見た仕事があった。違う職種を選んだけれど、やはり諦めきれない」

「今の職場に不満があるわけではないけれど、やりがいもない。たとえ年収が落ちても、やりがいのある仕事に就きたい」

「安定はしているけれど、給与面でイマイチ。選択肢が多い30代のときに違う職業に転職したい」

と考えるのであれば、「30代」という年齢は一つの分水領になってくるかもしれません。

業界による考え方の違いと資格

意外に思われるかもしれませんが、「未経験者でも積極的にとる」「未経験でも構わない」という会社(組織)は、決して少なくはありません。80パーセント近くの求人が、「未経験者OK・歓迎」としているというデータもあります。特に、美容業界や交通業界においては、「未経験者であること」は大きなリスクとしてとらえられてはいません。このため、未経験者の人でも飛び込みやすい業界だといえるでしょう。

逆に、技術と経験が求められるIT系の仕事においては、未経験者に対する視線は厳しくなります。もちろん相当の知識があれば別だと思われますが、基本的には経験者を優遇する傾向があると考えた方がよいでしょう。

ただ、「まったく知識がなくても、まったく何の資格がなくても、必ずとってもらえる」と考えるのは間違いです。30代になれば、「今までの職歴」「前の職場で何をしてきたか」がとわれます。履歴書に書ける、また面接の時に答えられる、「自分のウリ」をしっかり作っておくことが求められます。

もし、明確に「この仕事に就きたい」という希望があるのであれば、在職中に、その「就きたい職業」に関係する資格をとっておくこともよいでしょう。たとえば福祉業界などは資格がなくても採用されることが多い職場ではありますが、事前に介護職員初任者研修(かつてのホームヘルパー2級)介護福祉士の資格をとっていれば、それだけ転職は優位になります。

介護福祉士の資格取得には、

  • 3年以上の実務経験
  • 福祉系の学校のカリキュラムを修了していること

のいずれかが必要ですが、介護職員初任者研修は実務経験や実習経験がなくても取得が可能です(スクーリング授業はあります)。これはほんの一例ですが、「次の就職先に求められる資格を取得しておくこと」は、未経験者の転職を有利に進めるために非常に有用だといえるでしょう。30代の転職は、未経験からでも恐れることはありません。思い切って飛び込みましょう。

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