転職したいと思う理由
給与に不満がある
30代であれば、大卒でも高卒でも10年以上のキャリアを積んだということになります。社内や業界の様子もだいたい把握できて、自分がこれからどのような人生を送ることになるのかについてもだいたい想定したりすることもできるでしょう。そういったことを考えると、この会社でこの先ずっと働くというキャリアで大丈夫なのだろうかと感じることもあるかもしれません。
給与面での不満を抱えているという場合があるでしょう。仕事の内容や、業界の将来性などには満足していて問題なく、大きなやりがいも感じているとしても、給与条件だけはどうしても満足できないというケースです。同じ会社にいても、給料がぐっとアップするということは、普通は起こらないでしょうから、転職をしたいなと考える十分な理由となりえるのです。
30代の男性の年収には、百数十万円のばらつきがあります。収入が異なると、マイホームや老後の備えなどの人生の大きなプランに大きな差が出てしまいます。収入面で納得していないという場合には、よりよい条件で働けるところを探して転職するというのもひとつのよい選択といえるでしょう。
やりがいが感じられない
長年働いてきたけれども、どうしても今の仕事にやりがいを感じることができないというケースもあるかもしれません。給与面では特に不満がなく、福利厚生などの待遇も特に問題ないのですが、もう少しやりがいを感じることができる仕事や役職に就いてみたいという場合です。今の会社の仕事をこのまま続けるためのモチベーションが見つけにくくなっているという方もいるかもしれません。
人間関係でどうしてもうまくいかないので、現在勤めている会社で働くことにやりがいを感じられないというケースもあるでしょう。気が合わない上司や同僚にこれからもほぼ毎日顔を合わせることになると思うととても憂うつに感じてしまい、大きなストレスを抱えてしまうというケースもあるかもしれません。転職を考える大きなきっかけになってしまうのです。
やりがいを重視すべきか
やりがい重視は20代まで
仕事にやりがいを感じることができるということは、とても大切な要素です。やりたくもない仕事に、今後も長い期間にわたって人生の時間を拘束されてしまうというのは、とてももったいないものです。
転職の重点をやりがいに多く置くと、給与面などの条件がこれまでよりも下がってしまうことも考えられます。しかし、30代には、すでに結婚していたり、子どももいたりという場合も多いことでしょう。それで、すでに家族全体の生活設計の方向性が形づくられているという場合も少なくないのではないでしょうか。
やりがい重視で転職をするのであれば、仕事以外の人生プランが固まってくる前の、20代のあいだに決意しておきましょう。30代の転職では、そう簡単にやりがいだけを求めることができないということを覚えておきましょう。
30代での転職は給与条件も重視
では、30代でどうしても転職を検討したいという状況に陥ってしまうなら、どういったポイントを覚えておくべきでしょうか。
まず、給与条件は、確実に年収がアップする転職を目指すことが必要でしょう。そのためには、転職に有利なさまざまなスキルを身に着けておくことが大切です。現在の状況で転職するまでにスキルアップすることができる分野があるかどうかよく調べてみましょう。
転職エージェントに相談する
転職を有利にすすめるためには、転職のプロのアドバイスが必要になります。ご自分が本当に転職するべき状況にいるのかどうかから、やりがいと給与面の待遇の両方に満足することができるような転職先を紹介してくれること、どのように転職のプロセスをすすめることができるかなどについても、必要としていたアドバイスを得ることができることでしょう。

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